08142022

8:30起床。津波の夢で目が覚める。夢の中でわたし大きな波から二度生き抜いていたけど、次の波に備えなくてはいけない恐怖心でかなり苦しんでいた余韻がある。信じてないけど〜というマインドで起き上がるより早く夢占いで検索したが私が夢占いより遥かに信用できないストレスという文字が散見されたので読む気が失せる。夢占いが統計だったらまじで怠いので、夢占い診断は「起きたということは生きているということで、それは死ぬより辛いということです」とかにしてほしい。

朝食の洗い物をしているとふと皿の「2014 anniversary」という表記に目が行くが全く何を祝ってるのかわからないまま水切りラックに置こうとすると、また別の種類の「6th gift」という食器を見つける。めでたい時に皿を作りがちなのは例のパンの祭りのせいですか?
その後部屋の掃除をしていると母親がしろたんと名付けられたお掃除ロボをステージに立たせるかのように部屋の中心に置き「妹やからね」といって部屋を出ていった。ルンバの紛い物が妹にまで昇格しているのやばくないですか。朝ご飯はビーフシチューカレー。その後に酔っ払っていつの間にか購入してた美容系のサプリを流し入れる。サプリ12,060円って4回居酒屋行ける。

 

友人と泥酔した次の朝の答え合わせで爆笑した6時間後、まだ会ったことない遠い親戚から「あなたのおでこは私に似てるらしい」と連絡がきた4時間後、母親が父親に「パパって天パなん?」と今更聞いてるのかわいくて全力で笑ったその2時間後くらいには、誰も覚えていない瞬間にひとり取り残されたような気持ちになるのは、本当に欲しいものを目の前に機能不全キメて冷静に諦められる自分との乖離がうまくいかなかったからでしょう。その失敗は私の生活にあるきらめきを一瞬で奪うことがあって憎たらしい。そういった積み重なった保留を掻き消せる音楽や文章を無意識に探そうとするけど、その自分の行為にまた失望し、その対象に同情する。
ここまでひとりでできるようになってしまったことを孤独と呼ばずに強さと呼ぶから、ここに流れ着いたのだとして、誰も覚えてないだろうあの瞬間にタイムトラベルして、追い越す人の背中を見ながら、ここに来ることをいつの間にか決めたのも自分だと知る。寂しいを理由に他人を選ぶのは嫌だから、自分を選ぶ。誰もいない場所にひとりで向き合ってみるのが正しい気がして、それ以外に志がなくてもまだポップだと呼ばれたい。他人の勇気に期待してもいいキャッチーさがほしい。

 

時差って残酷と思う。Twitterのタイムラインに飛び込んできた身に覚えのある奇抜なスマホケースの画像が長い間付き合っていた恋人にプレゼントしたE.T.と白塗りする前のマイケルジャクソンがRolling Stones紙の一面を飾った時の写真が使われているスマホケースだと気付き、それがラジオの視聴者特典'クソ私物'として彼から視聴者に郵送され無事届いたという報告のツイートだったということを確認し、目の前の納豆とキムチを混ぜただけの夜ご飯から箸がずり落ちていく頃、カムチャッカでは三時限目の数学が因数分解の話をしている。ちなみにそのスマホケース以外のクソ私物とやらは運転免許取得ガイドとか雑魚キャラの遊戯王カードなどでした。スマホケース1400円、0.47回居酒屋行ける。'クソ私物'というネーミングにはその通りで賞として皿を差し上げたいです。

 

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